87歳の草間彌生さんが「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる!
アメリカの雑誌『TIME』で毎年恒例の「世界で最も影響力のある100人」が発表され、日本からはアーティストの草間彌生さんが選ばれました。
日本から、世界のインフルーエンサーに選ばれる人がいるなんて!(昨年はコンマリちゃんが選ばれましたね) しかも87歳という「後期高齢者」とよばれる世代の方が「世界に影響を与える」とは、日本もなかなかやるな!
上の写真は2012年に開催された「草間彌生展」にて。
私は埼玉県立近代美術館の巡回展へ行きましたが、その前に開催された大阪での展覧会はかなりの動員数となり、大反響だったことが報道されていました。
草間彌生さんは長野県出身で、海外旅行自由化前の1957年にアメリカへ渡り、十数年の創作活動を経て帰国。
水玉や網目やかぼちゃなどのモチーフを使った作品を多数、発表されていて、個人的には、同じくアメリカを創作拠点とした篠原有司男さんとともに(たしか、この方は今も米在住)「前衛芸術家」という名称の草分け的存在のような印象をもっています。
埼玉の展覧会はイラストレーターの友人と鑑賞したのですが、その人いわく「作品を描く線にまったくブレが感じられない。エネルギーをそのまま作品にあずけている感じ」と、草間さんの創作にいたく感銘を受けていました。
終盤頃の映像で、草間さんは、小さい頃から幻覚を見る体質だったようで、精神病院を拠点にして活動している、と伝えていました。
ファッション・デザイナーで、ルイ・ヴィトンのクリエイティブ・ディレクターのマーク・ジェイコブスは2006年に初めて彼女に会ったそう。
TIME誌で草間彌生さんについて
「人々が今から彼女の数十年間の仕事について振り返る時、創作と無限大の彼女のアイデアが永遠の持久力をもっていることがわかるだろう」
と、語っています。
ルイ・ヴィトンはかつて草間彌生とのコラボ作品を製作していますよね。
ところで、今年の「世界で最も影響力のある100人」にはオバマ米大統領をはじめ、メルケル独首相、アップルCEOのティム・クック、ローマ法王フランシスコ、facebookを創業したマーク・ザッカーバーグとプリシラ・チャン夫妻。そしてアメリカの大統領選のタイミングだからでしょーか、立候補者のドナルド・トランプ、ヒラリー・クリントン、バーニー・サンダースといった顔ぶれも。
あと、シンガーのアデル、レオ様ことレオナルド・ディカプリオ。
そしてメキシコ出身のイケメン俳優ガエル・ガルシア・ベルナルの名前も!!!
きゃー!
\(◎o◎)/♥
菊地凛子や役所広司も出演した映画『バベル』(Babel、2006年)や伊勢谷友介や木村佳乃の出演作『ブラインドネス』(Blindness、2008年)にも登場しているから、彼をご存じの方も多いでしょう。
あの甘いマスク。
ヒゲをはやしたり、そったり、ボーズ頭になったり、のばしたりと役柄に合わせていろんなスタイルを見せてくれますが、なにをどうやってもステキなのです、この方♥
映画『アマロ神父の罪』で演じた悪い神父役にどうしようもなく惹かれた人もいたでしょう。『モーターサイクル・ダイアリーズ』のチェ・ゲバラ役もハマり役だったし、医師を演じた『私だけのハッピー・エンディング』では、相手役のケイト・ハドソンになりたい!と銀幕の前で何度願ったことでしょう。
あ、今日の本題は草間彌生さんが「世界で最も影響力のある100人」の1人に選ばれたことだった・・・。
ガエル君についてアツく語ってしまいましたョw 失礼をば。
Time誌のThe Most Influential People in the World(世界で最も影響力のある100人)はこちらから
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