糖尿病リスクを低下させるのは坂道が関係していた!?

ニュースと考察

糖尿病は膵臓から分泌される、インスリンの働きが間に合わず、血糖値が高いのに、糖がエネルギーに利用されていない状態。

糖尿病の方はは食事療法と共に運動療法を並行して行うことをアドバイスされていると思います。

運動療法を定期的に行うことで、糖をうまくエネルギーに利用できるようになるからです。
そうなるとインスリンの分泌もちゃんと促され、膵臓への負担を軽減できます。

さて、坂道を歩くことで、比較的症状が重い糖尿病になるリスクが低下することがわかりました。

(前略)東京医科歯科大学の藤原武男教授らのグループは、愛知県知多半島に住む高齢者約8900人のデータをもとに、地域の坂道と住人の糖尿病リスクの関連を調べた。その結果、自宅近くにある坂道の平均傾斜が1.48度上がると、比較的症状が重い糖尿病になるリスクは18%低下することが分かった。

 藤原教授は、日常的にゆるやかな坂道を歩くことで無意識に筋力を刺激し糖尿病の予防効果が期待できるとしている。
5/8 16:40 日本テレビNEWS24より引用

坂道を歩く時、負荷がかかります。
ゼイゼイと言いながら坂を上がることもありますが、これって実は、筋肉がしっかり動いていること。
そして、血液が心臓に送り返すポンプのサポートをしてくれます。

血液の中に酸素をたくさんとりこむことで、糖尿病(および合併症)へのリスクを軽減することになるのだから、これからあえて坂道を選んで歩く人が増えるかも!?

関連エントリー
音楽は認知症患者を目覚めさせる。映画『パーソナルソング』
80代のカメラマンが主人公。映画『ビル・カニンガム&ニューヨーク 』
世田谷区の「認知症おうちカフェ キラリ会」へ。 足こぎ車イス体験も
宇宙人、地球行きたくないってよ。映画『美しき緑の星』
あるものを利用して、80歳のおばあちゃんが一旗上げる!