81歳の女性が作った、ひなまつりをテーマにしたゲームアプリ

ニュースと考察

81歳の女性がプログラミングを学んで半年をかけて、スマートフォン向けのゲームを作り、アップルから配信されました。
制作されたのは神奈川県藤沢市在住の若宮正子さんです。

81歳でプログラミング!?

と驚いたのはわたしだけではないはず。
プログラミングを一から学び、作り上げ、配信するといったバイタリティーに多くの世代が元気づけられたはずです。

(前略) ゲームは、ひな祭りをテーマにした「hinadan(ひな壇)」。画面上の4段のひな壇に、内裏びなや三人官女など12体の人形を正しい位置に並べるものだ。全問正解すると、「ポンッ」と鼓の音が鳴る。お年寄りの知恵が生き、反射神経もいらない。「オババが作った、ハイシニアが楽しめるひな壇飾りアプリ」との売り文句で、アップルのアップストアに無料で並んだ。

手がけたのは神奈川県藤沢市の若宮正子さん(81)。きっかけは、知人のお年寄りが「デジタル機器を若者のように楽しめない」と話していたことだ。お年寄りにデジタル機器の使い方を教えるボランティア団体を介して知り合った東北文化学園大非常勤講師の小泉勝志郎さん(44)に昨夏、シニア向けのゲーム開発を求めたら、逆に「自分で作ってみたら」と背中を押された。「何でも面白がる性格に火が付いた」

ホームページを作った経験はあるがゲームは初めて。専門書を読み込み、宮城県塩釜市に住む小泉さんにインターネット電話で教わりながらこつこつと作業を進めた。若宮さんは「究極の脳トレーニングだった」と完成に満足げだ。

朝日新聞デジタル 2/25(土) 9:49配信より引用

プログラミングなんて難しいそうだから、ゲーム開発なんて出来ない!
と私はどはプログラミングがどのようなものか知る前から諦めてしまっていましたが、このニュースを知り、プログラミングの「プ」の字ぐらいは理解しておきたいかも、と思ってしまいました。

もう◯歳だから、、、なんて年齢を言い訳にはできませんね。
若宮さんの制作に触発され、80代の方が開発するゲームやアプリなどがぞくぞく登場する時代がやってくるかもしれません。

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