若い世代には1日単位で加入できる自動車保険が人気

2017年7月24日ニュースと考察

若い世代には1日単位で加入できる自動車保険が人気なのだそう。

大手損保各社が2012年以降にリリースした1日自動車保険の契約件数は、2017年7月でなんと累計500万件にも達するそう。
加入者の多くはマイカーを持たない若者で、お盆の帰省シーズンや休暇などで一時的な運転を行う時に利用されています。

(前略)1日自動車保険は、東京海上日動火災保険が12年1月に投入し、その後、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険も販売を始めた。帰省して実家の車を運転したり、友人との旅行で運転を分担したりするケースが想定されており、他人名義の車で事故を起こした場合の損害を補償する(レンタカーやカーシェアリングを除く)。契約者の約8割を20代が占め、夏休みなどレジャーシーズンに大幅に増加するという。保険料は500円からで、スマートフォンやコンビニエンスストアなどから24時間単位で手軽に契約できるのも特徴だ。

 近年は生活様式の変化や、将来への不安による消費の抑制で、若年層を中心に車を持たない人が増えている。日本自動車工業会の調査によると、15年の車所有者(主運転者)に占める30歳未満の割合は6%で、01年の14%から大幅に低下した。

 一方で運転免許保有者数は過去10年で3.6%増加しており、三井住友海上は、年に1回以上運転するものの自動車を保有していない人が約1600万人に達すると推定。「自動車は運転するが、自動車保険には加入していない若者が少なくない」(同社)とみている。東京海上の推定では、無保険運転による事故は年間10万件以上に上り、数千万円の賠償が必要となるケースもある。(後略)【松本尚也】

毎日新聞7/17(月) 9:45配信より引用

高齢者の免許返納の動きがある一方、若者世代はマイカーを所有しない。
これが最近のクルマを巡る動きなのでしょうか。

しかし、この1日車保険は500円からと手頃な値段設定。
仮にこれからライドシェア(相乗り)が普及していくと、ライドシェア保険なるものも投入されそうな気がします。

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