公道では国内初!無人運転バスの実証実験。秋田県仙北市にて

ニュースと考察

先日も無人タクシーの実証実験を愛知県春日井市で行ったことを紹介しましたが、今度は公道での無人運転バスの実証実験というニュースが飛び込んできました。

来月、この実証実験が行われるのは、秋田県仙北市。
過疎地が進む各地と同様、ここでも人口減少や運転手の不足などで路線バスの維持が難しくなっているそう。
無人の自動運転バスがこの土地に暮らす人の「足」として活用できるのかどうか。
実証実験を通して、探っていきます。

 実験には、ディー・エヌ・エー(DeNA)が手掛ける自動運転バスの運行システムを利用する方向。車両は仏ベンチャー企業が開発した12人乗りの電気自動車で、運転席はない。
 全地球測位システム(GPS)による情報や車両に取り付けたセンサー、カメラを駆使し、障害物を避けながら、設定したルート上を自動走行する。実験では係員も同乗し、安全性を考慮して時速10~20キロの低速で運行する見通しだ。
 DeNAは今年8月、千葉市の公園内で同タイプの車両を使った実証実験を行うなど、無人バス実用化への取り組みを加速させている。一方、仙北市は9月下旬から住民への説明に着手。将来的には、集落と集落や、集落と病院の間を無人バスで結ぶ活用方法を考えている。

時事ドットコムニュース(2016/10/12-21:06)より引用

DeNAは今年年8月より、商業施設やテーマパークなどで自動運転技術を搭載した無人バスを用いる移動サービス「Robot Shuttle」(ロボットシャトル)をスタートさせていますね。こちら

日本各地では過疎化が進み、廃止を余儀なくされているバス路線は少なくありません。
公道では初めての無人の自動運転バスの走行実験。
どんな成果が見られるのでしょうか。

活用の日の目を見たい!
そう考える人は少なくないはずです。

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