祝・文化勲章受章!アーティスト草間彌生さん
以前書いた記事『87歳の草間彌生さんが「世界で最も影響力のある100人」に選ばれる!』→こちら
その草間彌生さんが今年度の文化勲章を受章されました。
おめでとうございます!
(前略) 文化勲章の受章者には、今年のノーベル生理学・医学賞に決まった細胞生物学の大隅良典よしのり氏(71)のほか、絵画・彫刻の草間弥生(87)、日本近世文学の中野三敏(80)、集団遺伝学の太田朋子(83)、小説の平岩弓枝(84)、作曲の船村徹(84)の各氏が選ばれた。文部科学省によると、女性が一度に3人選ばれるのは最多で、自然科学系での女性の受章、絵画・彫刻の分野での受章はいずれも初めて。
一方、文化功労者は、経済学の岩井克人(69)、短歌の岡井隆(88)、書(漢字)の尾崎邑鵬ゆうほう(92)、スポーツの小野喬(85)、民俗学の小松和彦(69)、書(仮名)の小山やす子(92)、植物分子生物学の篠崎一雄(67)、地域研究・国際交流の白石隆(66)、指揮の田中信昭(88)、美術評論・文化振興の辻惟雄のぶお(84)、情報科学・学術振興の西尾章治郎(65)、物性物理学の福山秀敏(74)、音声工学の古井貞煕さだおき(71)、俳優・歌手・国際交流の杉良太郎(72)、小説の津村節子(88)の各氏。文科省によると、音声工学の分野での顕彰は初めて。(後略)
2016年10月28日 11時31分 読売新聞より引用
注目は先日ノーベル生理学・医学賞が発表されたことで一躍「時の人」になった、細胞生物学の大隅良典さんですが、女性の受章が最多の3人(しかも皆さん80代!)であることも、元気の出るお話ではありませんか!
草間彌生さんの作品に感じるのは、迷いがないこと。
何かを作る時、こーしたら、あーしたら、どうなるだろう? と考えすぎて身動きがとれなくなっている心に「そんなこと考えても、ムダ! 自分のしたいようにやりんさい!わたしの作ったものを見てごらん」と背中を押してくれる。
芸術に限らずですが、モノゴトは技術が0、0000001%程度、あとはその人の本質が感じていることが成分なんじゃないかな。
その本質の声に忠実であるほど(「自分」で在り続けること)、誰かのこころを揺さぶったり、心のトントンとノックできるのかなーという気がします。
やってる本人は「影響力を持ちたい」「なにかセンセーショナルなことを巻き起こしたい」なんてミジンも思ってやしないのですが。
モノづくりをづるなかで「パクった」「パクられた」という事態が発生することがあるようですが、たとえアレンジを加えたとしても、似せて作った作品には、その精神性までは「パクれない」ものですよね。
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