ダンサー兼振付家の活動記録『老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉』
まだ読んではいないのですが、面白そうな本を見つけました。
砂連尾 理(じゃれお おさむ)さんというダンサー兼振付家の方の著書。
『老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉 ― ダンスのような、介護のような ― 』。
著者はドイツ留学中、障害者の方との即興ダンスに手応えを感じられたのだそう。
帰国後は京都・舞鶴にある特別養護老人ホームでのワークショップをスタート。
本書はその活動記録をまとめたものです。
内容紹介(Amazonより引用)
京都・舞鶴の特別養護老人ホームで始まった「とつとつダンス」。お年寄り、ホームの職員、地域住民らが参加する不思議なワークショップとダンス公演が、いまアートや介護の世界で注目を集めている。一緒に踊るのは、認知症や障害を持つ人など、さまざまな高齢者たち。気鋭のダンサーが老人ホームで見つけた身体コミュニケーションの可能性とは──。
著者について
1965年、大阪生まれ。ダンサー・振付家。学生時代よりダンスを始める。91年、寺田みさことダンスユニットを結成。93年、ニューヨークにダンス留学。02年、「トヨタコレオグラフィーアワード2002」にて「次世代を担う振付家賞(グランプリ)」「オーディエンス賞」をW受賞。受賞作「あしたはきっと晴れるでしょ」はジャカルタ、パリ、プラハ、ソウル、ニューヨーク、メルボルンでも上演するなど、これまでに海外10か国12都市で公演を行う。04年、京都市芸術文化特別奨励者。08年、文化庁・新進芸術家海外留学制度の研修員として、1年間ベルリンに滞在。近年はソロ活動を展開し、舞台作品だけでなく障害を持つ人や高齢者とのダンス制作やワークショップのほか、映画、オペラの振付など多方面に活動を展開している。立命館大学、神戸女学院大学、京都精華大学、天理医療大学非常勤講師。
高齢者だけでなく、介護施設の職員、地域の方たちも参加するダンス。
とくに介護や福祉の業界で働いていらっしゃる方は興味あるのでは。
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