パリのおしゃれシニアが登場『Madame Chic Paris Snap』

2016年2月19日本の紹介

この記事でも紹介していますが、都会のシニア世代を被写体にした写真集って最近人気のようですね。
ニューヨークに、東京に、つづいての街はファッションの都、パリ。

上の写真はモンバルナスにある老舗カフェ「La Rotonde(ロトンド)」。
地下鉄Vivin駅からすぐの赤い庇、赤のチェアが目印のこのカフェは1903年創業。
ここは1920年代のレ・ ザネ・フォル(Les Années Folles、 狂乱の時代)のパリに暮らす芸術家たちのたまり場として目の前のカフェ「ル・ドーム」とともに知られています。

赤のチェアが並ぶ南向きのテラスは日光浴ができ、シックな装いのパリ・マダムやパリジャンたちがお茶を楽しむ姿が見られます。皆さん、ロトンドを占める赤色に映えること!

そんなロトンドで見かけるマダムたちのような、粋な女性たちが登場するのが、『Madame Chic Paris Snap―大人のシックはパリにある』。58~78歳のマダムたちをモデルに、彼女たちのファッションやオシャレ、そしてインテリアなども紹介しています。

先日、書店で平積みにされてあり、この本を知りました。

アマゾンの紹介文より引用
パリで出会った58 歳から78歳のおしゃれマダムたちのファッションスナップ集。
いくつになってもおしゃれへの情熱を失わない、パリの女性たちの背筋を伸ばした姿が、私たちに年を重ねる勇気と希望を与えてくれる。
「見て、これが私よ」といわんばかりの、個性溢れるファッションには、歩んできた人生への自信がにじみ出ている。

選ぶアイテムはベーシックでも、コーディネートやトータルイメージで自分らしさを表現。
ちょっと背伸びして真似したくなるような、憧れスタイルが目白押しだ。

また、ファッション及び人生に対する彼女たちの含蓄のある言葉にもハッとさせられる。
年とともに美しさに磨きをかけたい人なら見逃せない、マダムスナップの決定版。

ココ・シャネルは言っている。「着る物を選ぶということは、自分の生き方を選ぶことよ」。
巻末に収録したマダムたちの“お宅拝見”の洗練インテリアも見ごたえあり。

ページは2ページの見開きで、1人のパリマダムを紹介。
彼女たちのポートレートの撮影場所は街中だったり、自宅だったり。
そして、ヘアスタイルやアクセサリー、足元など、ゆずれないお洒落ポイントも解説しています。

ニューヨーク、東京のマダムたちに負けず劣らず、パリもまた登場しているマダムたちが美しく、おしゃれすぎて、カッコよくて、ため息がもれちゃいます。

アマゾンではパリのマダムのほか、こんな写真集や本なども。

同性の若い世代は、こんなふうに年齢を重ねたい、と憧れるのではないでしょーか。