松屋銀座のルイ・ヴィトンのラッピング広告

2017年5月31日ライフスタイル

先日、銀座に出かけ、目が釘付けになった。
銀座松屋の外観に、大胆にほどこしたルイ・ヴイトンのラッピング広告!

村上隆や草間彌生など、影響力のるアーティストとコラボしてきたルイ・ヴィトンですが、今春のコラボパートナーに選んだアーティストはジェフ・クーンズ。

西洋絵画の巨匠の作品をクーンズがハンドペイントで再現した、“MASTERS”と名付けられたコラボライン。

どおりで、松屋銀座の壁面にはダ・ヴィンチ、ティツィアーノ、ルーベンス、フラゴナール、ゴッホの作品がズラリってわけだ。

imageヴィトン2_R

ジェフ・クーンズといえば、ステンレススチールで作った巨大なウサギのオブジェなど、現代美術作家(この名称、いつの時代まで通用するのかしら?)として著名な人。

最近はあまり名前を聞くことはなかったけれど、こうしてヴィトンのコラボアーティストとして久しぶりに作品を目にすると、彼のクリエーションの変遷(無機的なステンレスのラビットの時代から、西洋美術の巨匠作品をハンドペイントするなんて考えられなかった。しかも彼のイニシャルJKがルイ・ヴィトンのLV風のロゴとして起用されるなんて…)が感じられ、おもしろい。

余談だけど、この方、昔、イタリアのポルノ女優でその後、イタリアの国会議員に転身したチチョリーナ(イローナ)と結婚し、彼女とのことも作品の題材にしていた。たしか、Made in Heavenといい、篠山紀信も写真家としてそのアートワークに参加していたような気がする。

ルイ・ヴィトンは草間彌生とのコラボ作品も気になったけど、ジェフ・クーンズのこのラインも人気を博しそう。

それにしても銀座松屋の壁を覆ったこの広告、西洋美術の展覧会が開催されているのかな?と思う人もいたりしてね。

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