TMS理論を提唱したジョン・サーノ博士の『ヒーリング・バックペイン』
先日は痛みは「読んで」治す。『腰痛は怒りである』を書きました。
この本に出てくるTMS(Tension Myositis Syndrome、緊張性筋炎症候群)理論を提唱されたのが、アメリカのジョン・サーノ博士。
サーノ博士の本『サーノ博士のヒーリング・バックペイン: 腰痛・肩こりの原因と治療』とともに読むと、よりこの理論が理解しやすいかと。
ジョン・サーノ博士は何十年もの研究の末、ほとんどの腰痛(肩こりも)は心因性であることを説いています。
たとえば胃潰瘍や十二指腸潰瘍。
現在、それは心因性の病であることはわかっています。
心(感情)は自分の見たくない心の痛みをまぎらわすために、無意識のうちにからだに痛みを発生させる・・・
その事実が広まった途端、患者数は減少しました。
潰瘍や十二指腸潰瘍は心のせいで発生することがバレてしまうと、行き場所がなくなる。
そして次なるターゲットとなったのが、腰とか肩。
心からすれば、
「やべっ! 胃潰瘍や十二指腸潰瘍がおれたちのせいだとバレちまったよ。さーて、次はどこに移動しよう?そーだ、身体の構造上のせいと言い訳できる腰とか肩に痛みをもたらせてしまえばいいや」ということでしょうか。
アマゾンのレビューもこんなに!
続きます。
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